2010年05月31日
達人の秘密2
前回の続きです。
『力が要らないのでは無く、力むのが駄目なんです』
とは何ぞや?
と言いますと、筋力があるに越した事はありません。
しかし、筋力トレーニングをすると大抵の人は力み癖が付きます。
慣れれば慣れるほど、効率の良いトレーニングをする様になり、
少ない時間・回数で効果的に肉体を鍛え上げられますが、
これが、力みです。
つまり、意識的に正しいトレーニングをしないと、
力むためのトレーニングをしてしまい、筋力はあっても大きな力を出せなくなります。
この『力み』による弊害は多々ありますが、
1 持久力が無くなる
(実際に無くなる訳ではなく、不要な力を入れてしまうため、直ぐに疲れる)
2 動きが遅くなる
(力んだ状態でジャブ打つと分かります)
3 重心が定まらない
(簡単に倒されます)
4 胴体の力を使えない
(達人と呼ばれる人は、ほぼ例外無く胴体の力を使っています。)
これら4点が主です。
(他にも数え切れないほどありますが、分かり難いので省略します。)
1~3は分かり易いと思いますが、
4にある『胴体の力を使えない』について書きます。
結論から言いますと、
ほぼ全ての人間が、胴体の力を上手く使えていません。
胴体には多くの筋肉があるのに、凝り固まった状態になっています。
この、普通は使っていない部分を効率的に使う事が重要です。
次回に続きます。
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