2009年12月28日
技の前に・・・
田村装備開発です。
『後ろからチョークスリーパーされたらどうするの?』
というご質問を頂きました。(本職の方です)
つい先日、
しばらく格闘を封印し、シューティングに力を入れます!
と書きましたが、
ご質問にはお答えしようと思います。
まず最初に、
チョークスリーパーから抜け出す技はいくつもあります。
しかしながら、絶対に効くかというとそうでもありません。
相手が誤った方法で首を絞めてくれば逃げられますが、
正しい方法で首を絞められたら逃げるのは難しいです。
又、相手の力が弱ければ良いのですが、
ボブサップ並の腕力であれば、技を出す前にやられると思います。
プロであれば即座に首を折られます。
なので、結論
『後ろから首を絞められてはいけません』
という事です。
現在は、不意打ちというとイメージが悪いのですが、
侍は不意打ちされる事は恥ずべき事であり、
された人間に落ち度がある。と考えていたようです。
例えば、
曲がり角でいきなり斬られてしまった。
反撃のいとまも無かった。
というのは、警戒を怠っていたからであり、
己の未熟さを恥じたわけです。
話を戻しますが、
後ろから首を絞められたのでは無く、刃物で首を斬られたら死にます。
なので、護身においては、
攻撃され難い状況をつくるのが第一であり、
技はその後に付随するものと思います。
実戦において、不意打ちは当たり前の事であり、
それは国の執行部隊でも当然行われています。
一人のターゲットに対し、
隙をついて導爆線で進入口を確保し、
閃光弾を投げ入れ、複数人のフル装備した部隊員が突入し制圧。
正々堂々ではありません。
個人間も同様であり、
実戦においては
如何に効率良く相手を倒せるかが重要です。
つまり、
後ろから首を絞められたらどうするの?
では無く、
いきなり攻撃される隙を無くさなければなりません。
と、
上記が理想です。
しかしながら、そう上手くはいかない場合が多いと思います。
その時に技を使います。
以降は次回に書きます。
乙夜さんブログ・・・良い事書いてあります。
スパイキー総務担当姉さん・・・護身について色々と勉強になります。
田村装備開発webショップ
クナイ再入荷しました!
(年末年始は休業です。発送は来月6日からになります)
竹のようなデザインで賛否両論あると思いますが、
個人的には、数あるタクティカルペンの中で最高のデザインだと思います。