2009年09月30日
ナイフテスト
田村装備開発です!
今回はナイフテストの感想を書いてみます。
使ったナイフはこちら
グレイマンナイフのウォーリアーです。
在庫はありませんが、テストを行ったので紹介します。
テスト内容
1 木材
2 タイヤ
3 孟宗竹
4 スチール缶
を切ってきました。
順を追って説明します。
1 木材
ウォーリアーの重心はブレードの先端によっています。
人によっては、バランスが悪いと感じるかもしれませんが、
実際使ってみるとその重要性がわかります。
ドアを破壊する際、
突いても簡単には穴が空きません。
その点、ウォーリアーやマーディカの場合は、斧の様に使用する事が出来ます。
厚さ2.5cmほどの板で実験しましたが、簡単に穴を開ける事が出来ました。
2 タイヤ
ブレード背面にあるセレーション(ギザギザの部分)はゴムを切るのに適しています。
空気の入ったタイヤの場合は簡単に突き刺す事ができますが、抜けている場合は刃厚のあるナイフでは難しいです。
今回の実験は、タイヤをある程度セレーションで削り、突き刺すというものでしたが、
10秒ほど削ってから刺すと、簡単に突き刺さりました。
3 孟宗竹
直径6~7cm程の竹の場合、1回の切付けで倒す事ができました。
直径10~11cm程の竹の場合、20数回の切付けで倒す事ができました。(上手い人が切れば、数発で切れます)
4 スチール缶
本当は車のボンネット等で試したかったのですが、良いものが無くスチール缶で試しました。
当然ですが簡単に穴が空きました。
使用後は、こんな感じです。
ブレードには、ほとんどダメージはありません。
少しの研ぎで良い刃が付きました。
切れ味が良いナイフ、耐久性が高いナイフ、デザインが良いナイフ等
様々なナイフがあるため、ナイフの良し悪しの判断基準は人それぞれですが、
マイクの造ったナイフは、とにかくタフです。
そしてグリップが滑り難い形状であり、
研ぎやすいのが特徴です。
以前マイクは154CMを使ったナイフを造っていましたが、現在は炭素鋼を使用しています。
その理由は、研ぎやすさを重視しているからです。
『そこら辺に落ちている物で刃付が行えた方が良い。』
という事で、炭素鋼に変更したようです。
今回のテストはビデオ撮影をしていますので、
近日中に当店webショップのムービーコーナーで公開致します!
そこに詳しい状況を書きますので、興味のある方はご覧下さい。
今週は色々な製品が入ってきており、更新が間に合いません(汗)
少しずつ追加していきますのでよろしくお願いします!
田村装備開発webショップ
前回の記事は、刀匠が鍛えた玉鋼ナイフを紹介しています。
よろしければご覧下さい。