2009年08月05日
射撃2
田村装備開発です!
前回の『射撃』に引き続き、『利き目』について書こうかと思います。
皆さんは拳銃を射撃をする際、片目照準ですか?それとも両目照準ですか?(ダットサイトを使わない場合)
両目照準の方はスルーして下さい。
片目照準の方は参考までに読んでみて下さい。
私の場合は両目です。
理由は、視野が広がるからです。
又、両目照準の利点として、片目照準では視認出来ないような小さな標的を撃ち抜くことが出来ます。
その理由を記載する前に、一つ実験をしてもらいたいのですが、
1 両目をあけたまま、少し遠くにある小さなものを指差してみて下さい。
2 その指を動かさないまま、左目をつぶって下さい。次に左目をあけて、右目をつぶって下さい。
すると、片方の目ではちゃんと指をさせていて、
もう片方の目では指をさせていなかったと思います。
ちゃんと指をさせていた方の目が、その人の『利き目』です。
(以下は『利き目』が右目である事を前提に書きます。)
両目照準で射撃する際、自分の『利き目』が分っていないとあまり良い結果は出ません。
何故かと言うと、CQBにおいては検索時にスイッチを多用するからです。
(室内など検索時)右手に銃を把持しているときは、それほど問題ありませんが、
左手に銃を把持しているときは、自然と左目で見ようとしてしまいます。
その為、自分の利き目が分っていない人は、照準に時間がかかります。
それを回避するために、左手で射撃する際は銃の構え方を工夫するか、
若干右目を細めると、素早く照準を合わせる事ができます。
フラッシュライトを使用し片手で拳銃を把持する際は、パンチングスタイルをとり、
若干銃を傾ける事により、頭を傾ける必用も無く、又、素早く標準する事が出来ます。
ただし、パララックスを計算して撃ってください。
(スコープは使用していませんが、距離によっては若干の誤差が発生します。つまり、右手で銃を把持し、パンチングスタイルをとった場合、近距離であれば若干右下に着弾します。人質に隠れている被疑者の頭を打ち抜くときは、余裕をもった所を狙った方が無難と思います)
話を最初に戻しますが、
片目で照準すると、拳銃のサイトに邪魔されて小さな的が視認出来ない事があります。
しかし、両目標準に慣れてくると、片方の目で標準を合わせ、もう片方の目で的を捉えられるようになります。
参考までに記載しました。
では!
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